「GHQ押し付けの憲法」だの「恥ずかしい憲法」だの言ったバカはどこのどいつだ?

「幣原先生から聴取した戦争放棄条項等の生まれた事情について」
http://kenpou2010.web.fc2.com/15-1.hiranobunnsyo.html

を読んで思うこと。

確かに現代とは異なった時代観はある。それは仕方ない。しかし総じて思うのは、戦後の政治家に比べて今の政治家がいかに劣化しているかということである。少なくとも幣原喜重郎という政治家は、国際状況を分析し予測し、現実と理想をつなぎ合わせ、「政治化」する力と精神力を持っていた。

現在の日本政治システムは国会が立法を行うことになっている。官僚という機構を統制し、指導し、政治は国民の代表たる国会議員が行うことになっている。行政という機構は必要だが、役人組織というのは腐り、自らこそが特権階級だと勘違いして国を滅ぼす。

ひとつに権力を集中させない、俗に言う「三権分立」である。

とすれば、国会議員を選ぶ方法こそが問題とされるべきだが、「地域の声を吸い上げる」という名目で形成された「地盤」というシステムは、無能な二代目でも、売国一家でも当選するという奇妙な現象を作り上げた。

国会議員は立法できるほど有能ではないが権限がある。

ペーパー秀才の官僚機構は立法できる能力はあるが権限がない

長い自民政権の中で行われてきたのは、官僚機構が内閣の権力と権益を担保する代わりに、内閣は官僚に事実上の立法権を譲渡してきた、というWIM-WINの関係の構築だ。

この国の最大の問題点は官僚支配と、官僚支配を是とする自民政治である。

国会中継を見て欲しい。自分で政策を主導したはずの首相以下、閣僚は官僚作文を朗読して答弁をしている。一体、どの閣僚が無能なのか、と問うのは無意味だ。「全員」朗読しているのだから。答弁が噛み合うはずがないのだ。

日本国憲法9条日本人の手によって作り上げた。ちゃんと対話に書いてある。

(世界の)戦争放棄という理念を掲げたものだ。ちゃんと憲法の前文に書いてある。

「GHQ押し付けの憲法」だの「恥ずかしい憲法」だの言ったバカはどこのどいつだ?

かつて自民という政党が作り上げた憲法9条を現自民政権は「改める」と言う。9条を守るという共産党を現内閣は「破防法の対象にした」と言う。

破防法を適用されるべきは、「安部内閣そのもの」だろう。

ぜひご一読ください。

「幣原先生から聴取した戦争放棄条項等の生まれた事情について」
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